空き家の共有持分トラブル事例
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共有持分のトラブルと売却事例まとめ。このページでは、空き家事例について紹介しています。
不動産あんしん相談室®の空き家の事例
相談内容
- 相談者:60代女性
- 物件:一戸建て
すでに亡くなった両親から相続した実家を、長年空き家として放置していました。弟と共有名義です。
加齢につれ生活に不便を感じるようになり「娘夫婦のそばに引っ越したい」という希望が出てきましたので「あの実家を売却し、新居の購入費用に充てられないか」と考えたのです。
とは言え、弟との共有名義なので勝手に売ることもできず、悩みました。
不動産あんしん相談室®の対応
「弟と共有名義の実家を売りたい」という相談者の希望でしたが、幸い姉弟間の関係は良く、もともと空き家として放置していた実家ということもあり、売却については同意を得ることができたそうです。
相談者からの依頼を受けた不動産あんしん相談室®は、「売却にあたり発生する相続税・贈与税対策や姉弟間での金銭面での折衝」を第一に考えたそうです。
また相談者の事情を汲んで「できるだけ多く現金が残る方法」を提案。弟がもともと共有持分として所有している部分があり、状況整理に少し時間はかかったそうですが、相談者の共有持分登記が相続税・贈与税の負担にならないように配慮したそうです。
結果的には、姉弟それぞれが納得して売却した費用を受け取ることができたそうです。

空き家の問題を無事に解決できた好例ね!まずは売却の同意を得るための話し合い、同意を得てからは相談者の姉弟の金額面の均等さやできるだけ多く現金が残るようにサポートをしてくれる等、対応がすごく手厚いのには驚き。ここまでやってくれたから、相談者の姉弟にトラブルもなく、双方納得して問題を解決できたのね。
アール・マンション販売の空き家の事例
相談内容
- 相談者:不明
- 物件:一戸建て
共有者が11人いる物件についての相談。その物件はとても古く、アール・マンション販売に売却を依頼していました。しかし、アール・マンション販売が買取を進める中で、共有者数名と金額が合わなかったため、専任媒介で売りに出すことになったようです。
アール・マンション販売の対応
物件を売りに出し購入者を見つける、購入者のローン承認がおりた後は物件の解体も請け負ったそうです。
初回の相談からは少し時間はかかったようですが、全員が納得する形で解決へと導いています。

共有者がたくさんいると、それだけ解決にも時間がかかるのね。でも、誰も使っていない共有名義の空き家をずっと残しておくよりは、買い取ってもらった方が精神的にも金銭面的にも負担が軽くなりそう。